南宮城エリア(4市9町)
基本情報
自治体名:南宮城エリア(4市9町)
都道府県:宮城県
自治体規模:広域
シェアリングエコノミー活用の取り組み
概要
【観光振興】
南宮城におけるスポーツイベント時の一時的な宿泊施設不足を解消とインバウンド(訪日外国人)旅行者との交流を促進し、地域経済の活性化を目的にイベント民泊を実施。
取組主体:一般社団法人宮城インバウンドDMO
導入前の状況 (課題)
- 南宮城エリア(4市9町)では、増加するインバウンドを地域に取り込み地域活性化を図るため、2017年度に約2万人だった南宮城エリアの外国人延べ宿泊者数を2021年には10万人に伸ばすことを目標に様々な取組を実施。
- 既存の旅館・ホテル以外にも民泊の宿泊数を増やし、教育旅行やローカルでのディープな体験を求める欧米豪旅行客等の、多様な宿泊ニーズへの対応を目指し南宮城では民泊の推進を実施。
- しかし現状地域で民泊新法の届け出をしているホストは殆どない状況の為、地域での民泊の機運醸成と民泊ホストの育成を目指し、イベント民泊及び民泊新法の届け出サポートを実施。
課題に対する取組
- 南宮城地域の民泊ホスト(貸し手)の育成、地域における民泊の機運醸成、およびインバウンド(訪日外国人)旅行者との交流を促進し、地域経済の活性化を図ることを目的としてイベント民泊を実施。
- サイクルフェスタ丸森(丸森町):2018年10月6日~7日
- 東北・みやぎ復興マラソン(亘理町):2018年10月13日~14日
導入後の状況 (取組の効果)
- 丸森町では31件の宿泊施設情報を公開し、計37名(内外国人21名)が宿泊。
- 亘理町では17件の宿泊施設情報を公開し、計12名が宿泊。
- 二地域におけるイベント民泊により、延49名が同地域が南宮城に宿泊。
- 民泊新法に係る説明会を継続実施
取組のポイント
サービスの認知度向上のための取組
- 民泊予約webサイトStay japanへの掲載。
- SNS広告の配信。
サービスの提供者(ホスト)・利用者(ゲスト)掘り起しのための取組
- 地域広報誌への掲載。
- 地域内での民泊説明会の実施。
(民間事業者のサービスを利用した場合)公平性の確保のための取組
- webプラットフォームの集客力等考慮して、掲載サイトの判断を実施。
サービスの安全・安心を確保するための取組
- 民泊ホスト向けの講習会の開催。
法律や条例との整合性を確保するための取組
- 地域自治体や保健所等の公的機関との連携。
残された課題、継続取組事項
- イベント民泊に参加したホストを対象とした民泊新法説明会を開催し、民泊ホストの育成を継続的に実施。
連絡先
一般社団法人宮城インバウンドDMO
事務局長/マネージャー
山根 弘陽
info@miyagidmo.org
0224-87-8081