大阪府

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基本情報

自治体名:大阪府
都道府県:大阪府
自治体規模:都道府県
自治体HP:http://www.pref.osaka.lg.jp/

シェアリングエコノミー活用の取り組み

概要

【需給ひっ迫の解消】

団地内の空き駐車場に予約型駐車場サービス(駐車場シェアリングサービス)を導入し、空き駐車場の有効活用と介護車両等の駐車スペースの確保を図る取組。

取組主体:大阪府住宅供給公社

導入前の状況 (課題)

  • 大阪府住宅供給公社管理の団地入居者の高齢化が進み、訪問介護や看護等のために来訪する方や来客者の駐車スペースの確保が課題。
  • 団地駐車場の契約率が減少し、空き駐車場の有効活用が課題。
  • 空き駐車場の違法駐車への対応が課題。

課題に対する取組

  • 従来のコインパーキングは、採算性(立地や規模等)が合わないと事業者のサービス実施が困難であり、さらに設備投資も必要。
  • 新たな設備投資を行わず団地の空きスペース駐車したい方をマッチングするため駐車場シェアリングサービスを試行導入(2016年9月~)。
  • サービス実施事業者(akippa株式会社、タイムズ24株式会社)と連携し、原則全ての空き駐車場で実施。(2018年11月~)

導入後の状況 (取組の効果)

  • 試行導入(2016年9月~)からの累計で185,705件の利用実績がある。   ※ 実施区画数:75団地 2,225区画(2019年11月末時点)
  • 違法駐車やそれに係る相談も減少。

取組のポイント

サービスの認知度向上のための取組

  • 入居者向け広報誌でサービス開始について周知。
  • 団地内にサービス開始についてのお知らせ文書を掲示。
  • サービス実施事業者と協力し実施団地の全入居者へ利用方法のチラシを配布。

サービスの提供者(ホスト)・利用者(ゲスト)掘り起しのための取組

  • サービス実施事業者の看板を団地内に設置。

スマートフォンなどを使うことができない利用者向けの取組

  • 入居者または来訪者でスマートフォンなどをお持ちの方にサービスを利用してもらうよう周知。

(民間事業者のサービスを利用した場合)公平性の確保のための取組

  • サービス実施事業者を随時募集し、事業者ごとに対象区画を割り当てている。

サービスの安全・安心を確保するための取組

  • サービス実施事業者と協力し、不正利用の防止を図る。

残された課題、継続取組事項

  • スマートフォンなどを持たない方に対する相談対応と理解の浸透が課題。

連絡先

大阪府住宅供給公社
経営企画課
山本 浩史
kikaku5452@osaka-kousha.or.jp
06-6203-5452

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