豊島区
基本情報
自治体名:東京都
都道府県:豊島区
自治体規模:特別区
自治体HP:https://www.city.toshima.lg.jp/
シェアリングエコノミー活用の取り組み
概要
【その他】
休憩室などの空きスペースを活用し、地域飲食店・レストランのランチが届く「DeliEats」を利用開始。
お昼時、シェアスペースにお邪魔し、作り立ての美味しいランチをお届けしています。
取組主体:株式会社GeNEE、豊島区
導入前の状況 (課題)
豊島区役所が入居している高層型のオフィスビルは、入居者が多い一方で、コンビニエンスストアはあるが、レストラン店舗が少ない状況であった。またエレベーターの混雑やそもそもの休憩時間が短く、なかなか外出して食事することも難しく悩ましい問題を抱えていた。
課題に対する取組
株式会社GeNEEが提供している、DeliEats(デリイーツ)を利用開始。
シェア(空き)スペースに温かくて作り立ての美味しいランチが毎日届くようになった。
ランチの種類は350種類以上あり、金額は380円(税込)~用意されており、バラエティも豊富である。またモバイルアプリやWebサイトだけでなく、電話やFAXからも注文OKとのことで、高齢な職員も簡単に注文ができるように対応していただいた。
導入後の状況 (取組の効果)
DeliEatsを利用開始した後、指定時間・指定場所(休憩室など)に注文したランチが届くようになった。配達の遅れなどは全くない。
初期は一部の担当部署だけであったが、他の担当部署にも展開しており、職員がFAX用紙、電話を使って自由にランチ注文できる状況にある。また株式会社GeNEEの専属スタッフ(デリバリースタッフ)が来所してくださるので、手続き面も非常に簡素化できており、サービス利用による負担感もほとんどなく、非常に好感が持てる。
DeliEatsの利用によって、職員はエレベーターやレストラン内での混雑(待ち時間)を回避、不要な外出を控えることができる、出来立てランチを休憩時間開始直ぐに食べることができる、といったメリットがある。
取組のポイント
サービスの認知度向上のための取組
- リアルマーケティング(フライヤー配布等)、担当職員との連携、メール周知 など
サービスの提供者(ホスト)・利用者(ゲスト)掘り起しのための取組
- ニーズに沿ったランチ開発、飲食店・レストランへの継続的な店舗開拓活動 など
スマートフォンなどを使うことができない利用者向けの取組
- FAXや電話注文の受付を開始。とりまとめ役を決め、スマートフォンなどを使うことができない利用者は口頭ベースで注文が完結する仕組みを提案
(民間事業者のサービスを利用した場合)公平性の確保のための取組
- Webサイトやモバイルアプリをインストールして注文したい人が個別に注文する形式を採用
サービスの安全・安心を確保するための取組
- 個別ヒアリングを実施
法律や条例との整合性を確保するための取組
- 関係者との事前打ち合わせ、綿密な意識合わせを行った
広域連携のための取組
- サービスの成功事例を作り、他組織に対して継続的な提案活動を行う
残された課題、継続取組事項
- 店舗開拓を継続的に実施し、供給量(種類・総量)を増やす
- 供給量を増やした後、マーケティング活動(リアルとWebマーケティングの両方)を行い、需要を掘り起こす
- 需給バランスを上手く均衡させる
- 利用者の声に傾聴し、サービス改善活動を継続的に行う(アプリを介した匿名制の情報収集等を展開中)
連絡先
株式会社GeNEE
担当:鈴木
03-4500-8256(代表)
https://genee.jp/