【シェアラボ開催レポート】神戸市×シェア事業者 で考える「まちづくり」

【シェアラボ開催レポート】神戸市×シェア事業者 で考える「まちづくり」

勉強会や意見交換、事業者間の交流等を行なう、会員限定イベント 「シェアラボ」を開催しました。

本日2019年9月4日(水)は、兵庫県神戸市の つなぐ課 特命係長 長井伸晃氏をゲストにお呼びし、神戸市のシェアの取り組みについてディスカッションしました。

*神戸市の特徴

神戸市は2018年、Facebook社と「地域経済・地域コミュニティ活性化に関する事業連携協定」を締結されました。Facebook及びInstagramを活用した地方創生支援プログラム「コミュニティの力、起動!」を全国初の取組みとして開始するなど、ITを活用したまちづくりに力を入れておられます。

詳細:神戸市とフェイスブックジャパン株式会社との地域経済・地域コミュニティ活性化に関する事業連携協定

  • ゴールデンスポーツイヤーズを迎え、今年のラグビーワールドカップの開催を皮切りに、2021年の世界パラ陸上競技選手権大会など様々なスポーツイベントが予定されている
  • 1995年の阪神・淡路大震災から25年を迎える
  • 雄大な六甲山と開港150年以上の神戸港に面する瀬戸内海、そして田園地帯などの自然に囲まれた環境
  • ポートアイランドや中華街、三宮、元町など関西を代表する一大商業圏
  • 京都や奈良に引けをとらない神社仏閣など悠久の歴史がある空間
  • フットワークの軽い神戸市長を中心とした市政
  • 街を愛する市民

そんな神戸市の魅力をシェアでもっと活かすべく皆様と意見交換しました。

*Discussion

ディスカッションでは、神戸市の課題や伸ばしたいカテゴリー別で4つに分類いただき、それに対して9つのシェア事業者から、“自身のサービスが解決出来ること” を中心にプレゼン頂きました。

1.  防災:2020年で阪神・淡路大震災から25年を迎える中、南海トラフ地震・津波への備えが求められている

医療相談アプリの「LEBER

駐車場シェアサービスの「akippa

2.  スポーツ:2019年ラグビーW杯 / 2021年世界パラ陸上競技選手権大会 / 2021年関西ワールドマスターズゲーム

ランニングシェアサービスの「Runtrip

3.  空間の活用:神社仏閣や田園など神戸市の環境を活かした空間の活用

お寺のシェアの「お寺ステイ

農業のシェアサービス「シェアグリ

4.  まちづくり:関係人口創出、コミュニティ形成など

地域の暮らし体験シェアサービス「TABICA

地域貢献副業シェアサービス「Skill Sift

地域密着型買い物代行サービス「Twidy

建築業のマッチングサービス「ケンカツ

最後に長井氏より「課題解決に対して結びつけることが出来ました。神戸市にも取り入れたいので、プレゼンいただいた内容を踏まえて可能性を探りたいと思います!」と仰って頂きました。

今後、協会として神戸市へのシェアサービス導入のサポート、現地で活動するシェアリングネイバーズと神戸市、シェアサービスのマッチングイベントなどを開催する予定です。

シェアリングエコノミーで課題解決や持ち味を伸ばしたい自治体とのマッチングイベントも開催していく予定ですので、ご興味ある自治体様からのお問い合わせをお待ちしています。

神戸市の長井さん、シェア事業者の皆様、本日はありがとうございました。