年末のご挨拶

2020年も残すところあと僅かとなりました。

シェアリングエコノミー協会は2016年1月設立以来、会員企業・個人の皆さまと共に、イベント開催や情報発信等の活動、また政府・自治体関係者の皆さまと共に安心安全な環境整備、社会課題の解決に向けた取り組みを進めてまいりました。

本年は新型コロナウィルス感染拡大を受け他業界と同様シェアリングエコノミー業界も一部で影響を受けることとなりました。一方でコロナ渦の新たな生活様式、ニューノーマルな働き方やライフスタイル、持続可能な共生社会を実現する選択肢として多くのご期待を頂いたように思います。

当協会も全国のさらなる普及に向けて関西支部・九州支部を新設し、自治体ネットワークの強化、災害支援などの地域課題解決モデル創出を目指したシェアリングシティ推進協議会を立ち上げました。来年も引き続きシェアリングエコノミーの発展に向けて努めてまいります。

今年11月に開催したSHARE SUMMIT2020では「Co-Society〜分断を乗り越えて持続可能な共生社会を創る〜」をテーマに掲げ全国3000名を超える方々に参加頂きました。Co-Societyというテーマには、社会的な分断の中で、もう一度世界をつなぎなおし、境界線を飛び越えて、企業、行政、ひとりひとりが手を取り合い、問いを分かち合い、ともに前に進んでいく、持続可能な共生社会という意味をこめています。

シェアという概念を通じ、みなさまと共にこの大変な状況下を1日も早く乗り越え、
持続可能な共生社会を創っていくことができるよう願っております。

来年も引き続き当協会をよろしくお願い致します。