シェアリングシティ推進協議会観光WGのアウトプットガイドブック 〜シェアリングエコノミーが 未来の旅のためにできること〜
当協会は2021年7月〜計5回にわたり地域における観光面での課題解決について、「これからの新しい観光を考える - 社会環境の大きな変化の中で、地域はどう対応すべきか –」をテーマにディスカッションする観光ワーキンググループを開催しました。
各回のテーマは以下の通りです。
第1回「これからの観光地のあり方」
第2回「新型コロナウイルス感染症によって観光はどのように変わったか/これから変わるのか」
第3回「ミレニアル世代、Z世代の価値観によって変わる観光地-両世代の価値観が観光地のあり方を変える」
第4回「多様化する社会への対応について」
第5回「レジリエントな地域づくり」
計5回のワーキンググループの成果としてガイドブックを作成いたしました。
本ガイドブックは、観光ワーキンググループ主幹事企業 Airbnb Japan株式会社 と共同で作成しています。
シェアリングエコノミーが 未来の旅のためにできること(pdf形式 計25ページ)
https://sharing-economy.jp/ja/wp-content/uploads/2022/08/SharingEconomy_final.pdf
Introduction
2020年から始まった世界的なパンデミックによって、観光業界は大きな変化を遂げることになりました。しかしその変化とは、必ずしもネガティブなものばかりではないとわたしたちは考えています。
コロナ禍を経たいま、人々は働きながらいつでも旅ができるようになり、より多様な場所に、より長く滞在するようになりました。その旅行スタイルの変化は、観光をますます持続可能なものにするだけでなく、旅行者と地域の関係をより深いものへと変えていくでしょう。
そのように観光のかたちが変わりつつある時代に、シェアリングエコノミーはどのように地域の可能性を広げてくれるだろう? そんな問いから生まれた「シェアリングエコノミーが未来の旅のためにできること」は、Airbnbがさまざまな有識者や観光従事者、そして現場で地域の窓口としてゲストを迎えるAirbnbホストの声を聴きながらまとめた、「新しい旅のかたち」を提案し、シェアしていくためのガイドブックです。
このガイドブックで紹介するさまざまなケーススタディやエピソードのなかから、地域活性を担う自治体やDMOのみなさまにとってのヒントが見つかれば幸いです。
目次
- 「未来の観光」を考えるための4つの視点
- 新しい旅は「誇れる暮らしざま」からはじまる 山田雄一さんが語る、いま日本の観光に必要なこと
- ポスト・コロナの「コンシャス・トラベラー」とは?
- わたしたちがホストをする理由
- Airbnbが「信頼と安全」のために取り組んでいること
ガイドブックに関するお問い合わせ先
Airbnb Japan 公共政策本部
pjapan@airbnb.com