「廃棄物資源循環学会誌」特集記事に寄稿しました

2025年9月、資源循環推進研究会は「廃棄物資源循環学会誌」第36巻第5号の特集記事に寄稿いたしました。

【テーマ】
シェアリングとリユース・循環経済

【要旨】
本稿は,シェアリングエコノミーの概念と社会的意義を概観し,循環経済との関係性を検討するものである。デジタル技術の進展により個人間取引が拡大し,遊休資産やスキルの活用を通じて資源の有効利用や環境負荷削減に寄与する点が強調されている。国内のシェアリングエコノミー市場規模は2024年度に約3兆円に達し,CO2削減や廃棄物抑制といった環境的効果も報告されており,循環型社会の実現に資する可能性が注目される。こうした状況を踏まえ,本稿では制度的背景・具体事例・普及上の課題を整理し,シェアリングエコノミーが循環型社会に果たしうる役割を多面的に論じる。

 

▼(一社)廃棄物資源循環学会HP
https://jsmcwm.or.jp/

▼第36巻第5号の目次
https://jsmcwm.or.jp/journal/?post_type=journal&p=3345