【開催レポート】NAGOYA CONNÉCT #85 in NAGOFES「所有文化都市の遊休資産活用のポテンシャル」
2024年11月8日、なごのキャンパスにて開催されたNAGOYA CONNÉCT #85 in NAGOFESの一コマで「所有文化都市の遊休資産活用のポテンシャル」と題したイベントを開催しました。
当日は、AirbnbJapan株式会社の公共政策本部本部長の大屋智浩さんをメインゲストに、地域で遊休資産の利活用を行っている、株式会社On-Co共同創業者の藤田恭兵さん、合同会社ありまつ中心家守会社共同代表の浅野翔さんの2名を地元ゲストにお迎えし、所有文化の強い東海地方における遊休資産活用の事例紹介などを中心にお話しいただきました。
Airbnbでの最新の事例紹介では地域に根ざしたような、北海道での街丸ごと民泊の事例だったり、空き家活用のためのローンなど地域に眠っている空き家が日本中で900万件ありその活用をどうしていくかの課題解決の方法をご案内いただきました。
また、ありまつでの資産活用では有松の中での遊休資産の利活用の事例をお話いただきました。有松絞が有名な地域ですが、全盛期から絞りのお店の2/3がクローズされており、古い文化の継承・保存・活用を通じて生活の潤いを作っていきたいというお話でした。地域でもワークショップで古い建物の活用方法を話し合うなど地域の人にとっても役に立つような取り組みをされています。
不動産やPR、場作りをされているOn-Coさんは、さかさま不動産をメインにご紹介いただきました。不動産の情報を掲載するのではなく、人の想いを掲載してオーナーさんとマッチングするサービスを展開されており、個人がもっているコミュニティごとその街に入っていくということで、地域も盛り上がるということで評価の高いサービスです。
クロストークでは、それぞれの立場から東海地方でどんなことができるのかを議論し、大屋本部長も東海地方でのAirbnbの余地はたくさんあるとおっしゃっており、東海地方の遊休資産活用のポテンシャルが非常に高いということが改めて感じられる1時間となりました。
開催概要
イベント名:NAGOYA CONNÉCT #85 in NAGOFES「所有文化都市の遊休資産活用のポテンシャル」
開催日時:2024年11月8日
会場:なごのキャンパス
イベントページ:https://ng85.peatix.com/
登壇者:
大屋 智浩 氏 (Tomohiro OOYA)= Airbnb Japan株式会社 公共政策本部 本部長
浅野 翔 氏 (Kakeru ASANO)= 合同会社ありまつ中心家守会社共同代表
藤田 恭兵 氏 (Kyohei FUJITA)= 株式会社On-Co 共同創業者
モデレーター:
藏満 潔 氏 (Kiyoshi KIYOSHI)= 株式会社 Cross Border Relocations Japan 取締役 | 株式会社アットイン 取締役 | シェアリングエコノミー協会東海支部 副支部長