『図解入門ビジネス 最新 脱炭素社会の仕組みと動向がよ~くわかる本』に、シェアリングサービス普及に伴う脱炭素効果調査が掲載されました
2024年3月23日、秀和システムより発売された『図解入門ビジネス 最新 脱炭素社会の仕組みと動向がよ~くわかる本』P106~107に、株式会社情報通信総合研究所と共同で実施したシェアリングサービス普及に伴う脱炭素効果調査を掲載いただきました。
シェアリングサービス普及に伴う脱炭素効果調査
〜スペースシェア(会議室等の空間利用)+モノのシェア(フリマアプリ・レンタル等)普及に伴うCO2削減量〜
シェアリングを利用した際の合算したCO2削減量は、宿泊業や小売業が一年に排出するとされるCO2排出量を、上回る削減効果があることが分かりました。
詳細:https://sharing-economy.jp/ja/20220310
〜移動のシェア(カーシェア・シェアサイクル)普及に伴うCO2削減量〜
シェアリングを利用した際の合算したCO2削減量は、“国内小売業全体の排出量と同程度” であることが分かりました。
詳細:https://sharing-economy.jp/ja/20230418
図解入門ビジネス 最新 脱炭素社会の仕組みと動向がよ~くわかる本 (単行本)
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798068688.html
第1章 脱炭素の基本
1-1 なぜ脱炭素なのか?
1-2 CO2はどこから排出?
1-3 CO2排出ゼロに必要な取り組みは?
1-4 脱炭素社会とは?
1-5 エネルギー転換による脱炭素
1-6 サプライチェーン全体の脱炭素
コラム 地球温暖化と食料危機
第2章 脱炭素をめぐる世界の動き
2-1 世界のCO2排出と気候変動問題
2-2 世界の動向
2-3 主要国の動向(1) EU
2-4 主要国の動向(2) ドイツ
2-4 主要国の動向(3) 米国
2-6 主要国の動向(4) 中国
2-7 主要国の動向(5) インド
2-8 グローバル企業の動向
コラム COP28の合意内容は?
第3章 日本の脱炭素へ向けた政策
3-1 国内の動向
3-2 エネルギー基本計画
3-3 グリーン成長戦略
3-4 クリーンエネルギー戦略
3-5 GX実現に向けた基本方針
3-6 地域脱炭素ロードマップ
3-7 国土交通グリーンチャレンジ
3-8 みどりの食料システム戦略
コラム デジタル技術と脱炭素
第4章 CO2を排出しない方法は?
4-1 再生可能エネルギー(1) 種類やメリット
4-2 再生可能エネルギー(2) 太陽光
4-3 再生可能エネルギー(3) 洋上風力
4-4 再生可能エネルギー(4) 地熱発電
4-5 水素エネルギー(1) メリット、CO2フリー水素と用途
4-6 水素エネルギー(2) 政府の目標と政策
4-7 水素エネルギー(3) 水素発電
4-8 水素エネルギー(4) 燃料電池
4-9 アンモニア
4-10 バイオ燃料
4-11 自動車の電動化
4-12 蓄電池(1) 重要な役割、市場予測、政府の目標
4-13 蓄電池(2) 全固体電池
4-14 原子力発電
4-15 核融合発電
コラム 国産エネルギーによる自給率の向上
第5章 CO2の排出を減らす方法は?
5-1 省エネルギー(1) 移行期と省エネ、対象と外部要因
5-2 省エネルギー(2) 規制と支援、技術開発のテーマ
5-3 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
5-4 コージェネレーションシステム
5-5 ヒートポンプ
5-6 パワー半導体の省エネ
5-7 ハイパーループ
5-8 シェアリングエコノミーとCO2の排出削減
コラム 注目を集めるサーキュラーエコノミー
第6章 CO2を回収・利用する方法は?
6-1 CCUSとカーボンリサイクル
6-2 カーボンリサイクル技術ロードマップ
6-3 CO2の分離・回収
6-4 DAC(直接大気回収)
6-5 人工光合成
6-6 メタネーション
6-7 鉱物化
6-8 CCS(CO2回収貯留)
6-9 実証事業(1) 人工光合成
6-10 実証事業(2) メタネーション
6-11 実証事業(3) 鉱物化
コラム 注目が集まるネガティブエミッション技術
第7章 植物によるCO2の吸収・固定の方法は?
7-1 ブルーカーボン(1) 海洋生態系によるCO2の吸収
7-2 ブルーカーボン(2) アクションプラン、取り組み事例
7-3 グリーンカーボン
7-4 早生樹・エリートツリー、スマート林業
7-5 高層建築物の木造化、バイオマス由来素材の利用
7-6 バイオ炭活用による農地炭素貯留
コラム 海洋酸性化が及ぼす影響は?
第8章 経済活動を脱炭素へ誘導
8-1 SDGsと脱炭素
8-2 ESG投資は脱炭素化へのインセンティブ
8-3 カーボンプライシング
8-4 炭素税
8-5 排出量取引
8-6 カーボン・クレジット
コラム 非化石証書のメリットは?
第9章 最前線の取り組み
9-1 鉄鋼業 ~水素で製造プロセスを脱炭素化
9-2 化学産業 ~炭素循環型の生産体制への転換
9-3 セメント産業 ~脱炭素と資源循環の融合
9-4 紙・パルプ産業 ~化石燃料からバイオマス燃料へ転換
9-5 食品産業 ~食品ロスと脱炭素
9-6 小売業 ~CO2排出の特徴とイオンの事例
9-7 物流業 ~急増する宅配便とヤマト運輸の事例
9-8 自動車産業 ~大変革期とCO2削減対策
9-9 鉄道業 ~環境優位性と東急電鉄の事例
9-10 航空産業 ~SAFへの転換と出光興産の事例
9-11 自治体 ~気候変動への対応と東京都の事例
コラム ナッジとは?
第10章 脱炭素社会へ向けて
10-1 私たちにできることは?
10-2 危機感の共有と行動
10-3 行動変容を促すには?
10-4 社会の仕組みの転換
10-5 水素の社会実装
10-6 脱炭素社会の未来図
コラム そもそも「社会」とは?
引き続き当協会では、循環型社会モデルの実現に関する情報発信を行ってまいります。