台湾・ITRI代表団がINFORICHを訪問 ― 日本におけるシェアリングエコノミーの脱炭素効果に注目 ―

2025年9月17日、台湾行政院(内閣)直轄の国家研究機関であり、日本の産業技術総合研究所(産総研)に相当する 工業技術研究院(Industrial Technology Research Institute:ITRI) の代表団が来日し、日本におけるシェアリングエコノミーを通じた脱炭素効果に関心を寄せ、シェアリングエコノミー協会幹事企業・INFORICH社 を訪問しました。

当日のミーティングでは、シェアリングエコノミー協会が担う 企業間連携や支援の役割、政府から提供されるリソース、および 会員制度を通じた資金調達とその活用 について意見交換が行われました。さらに、年次カンファレンスで得られる知見や成果 を共有するとともに、台湾政府が日本での協会活動に参加できる 協働の可能性 についても議論が深められました。

加えて、INFORICHからは、日本と台湾をつなぐ新たなシェアリングエコノミーおよびサステナビリティ施策として インキュベーター構想 が提案され、その実現可能性や今後の国際的な展開に向け、前向きな意見が交わされました。

今回の対話を通じ、日本と台湾が共にシェアリングエコノミーを基盤とした脱炭素社会の実現を目指し、国際連携を一層強化していく機運が高まっています。