骨太方針2024および新資本主義実行計画2024改訂版において、ライドシェアの検討推進、二地域居住の推進、循環型ビジネスの拡大が盛り込まれました

2024年6月21日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2024」(骨太方針2024)および「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024年改訂版」(新資本主義実行計画2024改訂版)において、ライドシェアの検討推進、二地域居住の推進、循環型ビジネスの拡大が盛り込まれました。

詳細につきましては以下の関係省庁等のHPをご参照ください。

 

骨太方針2024(内閣府HP)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2024/decision0621.html

 

新資本主義実行計画2024改訂版(内閣官房HP)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/index.html#2024_head

 

▼「経済財政運営と改革の基本方針2024」(骨太方針2024)からの抜粋

5.地方創生及び地域における社会課題への対応

(2)デジタル行財政改革

デジタルを活用して、全国の移動の足不足の解消への道筋をつけるという 観点から、規制改革推進会議における議論を踏まえ、安全を前提に、いわゆるライドシェアを全国で広く利用可能とする。このため、全国の移動の足不足の解消に向けて、自家用 車活用事業等について、モニタリングを進め、検証を行い、各時点での検証結果の評価を行う。並行して、こうした検証の間、タクシー事業者以外の者が行うライドシェア事業について、内閣府及び国土交通省の論点整理を踏まえ、法制度を含めて事業の在り方の議論を進める。

 

(3)地方活性化及び交流の拡大

関係人口の拡大や二地域居住・多拠点生活等の多様なライフスタイルの推進に向け、サテライトオフィス等の基盤 整備等(広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律の一部を改正する法律(令和6年法律第31号)に基づく取組を含む)を行う。

 

▼「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2024年改訂版」からの抜粋

Ⅵ.GX・エネルギー・食料安全保障

1.GX・エネルギー

(4)循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行

④資源循環市場の創出

ⅳ)循環型ビジネスの拡大

製品の長期的・効率的利用につながるリユース、リペア、リース、シェアリングエコノミー等を活用できる環境を整備することにより、ライフスタイルの転換を促進する。環境配慮設計の促進、環境負荷削減効果等の情報開示やリユース製品のトレーサビリティの向上、スタートアップを含む関連サービスのプラットフォームの活用など新たなビジネスモデルの構築を図る。

 

Ⅸ.経済社会の多極化

1.地方創生とデジタル田園都市国家構想の実現

(2)デジタル田園都市国家を支える地域交通、教育の整備

②交通インフラの整備・地域公共交通のリ・デザイン

デジタルを活用して、全国の移動の足不足の解消への道筋を付けるという観点から、規制改革推進会議における議論を踏まえ、安全を前提に、いわゆるライドシェアを全国で広く利用可能とする。このため、全国の移動の足不足の解消に向けて、自家用車活用事業等について、モニタリングを進め、検証を行い、各時点での検証 結果の評価を行う。並行して、こうした検証の間、タクシー事業者以外の者が行う ライドシェア事業について、内閣府及び国土交通省の論点整理を踏まえ、法制度を含めて事業の在り方の議論を進める。