熊本県上天草市とシェアリングエコノミーを活用した地域課題の解決に関する連携協定を締結しました
一般社団法人シェアリングエコノミー協会(代表理事:上田 祐司、重松 大輔、以下「シェアリングエコノミー協会」)と、熊本県上天草市(市長:堀江隆臣)は、協働してシェアリングエコノミーを活用した地域課題の解決を推進するために連携協定を締結しました。
2022年3月23日には、当協会九州支部長 兼 シェアリングシティ推進協議会ボードメンバーの森戸 裕一および、シティ・支部事業部長 兼 事務局次長 / シェアリングシティ推進協議会 事務局長の鏡 晋吾が出席し、堀江隆臣市長ならびに村田一安副市長と締結式を執り行いました。
なお、当協会と地方自治体との連携協定は、東京都渋谷区に次いで2件目になります。
シェアリングエコノミー協会では、「公助を共助で補完する」というコンセプトのもと、シェアリングエコノミーを活用した地域課題の解決を行う取り組みとして「シェアリングシティ」を推進してまいりました。
上天草市は2020年7月にシェアリングシティ推進協議会に入会され、地域の課題解決にシェアリングエコノミーを活用することについて検討を進めてまいりました。
特に、上天草市にてシェアワーカー育成プロジェクトを通じた起業家の育成が2022年2月にスタートしています。
この度の連携協定により、今後は、「ローカルシェアリングエコノミー推進員」として上天草市に地域おこし協力隊を新たに任用し、シェアリングエコノミーの利用を促進する人材の採用、育成及び技術的支援などを共同で行っていきます。
協定内容
上天草市とシェアリングエコノミー協会は、包括連携事項として以下の事項について、協働して取り組んでまいります。
(1)シェアリングエコノミーサービスを活用した起業家の育成
(2)市内でシェアリングエコノミーの利用を促進させる人材(地域おこし協力隊等)の採用、育成及び技術的支援
(3)シェアリングエコノミーの利用促進に向けた広報活動
(4)その他シェアリングエコノミーを活用して地域課題を解決する事業の実施
今後、シェアリングエコノミー協会と上天草市は、積極的にシェアリングエコノミーのサービスを活用して、さまざまな地域社会的課題を解決し魅力的なまちづくりに尽力してまいります。