Meetup Vol.11 開催レポート「シェア市場に参入を決めた大企業の最前線」
シェアリングエコノミー協会のMeetup Vol.11を5月16日(木)に、Nagatacho GRID にて開催しました。
シェア市場に参入を決めた大企業の最前線についても紹介していくイベントになりました。
はじめに、事務局長の石山アンジュより、
「今回のMeetupは約200名140社以上の方々にご参加いただいています。協会で過去3年間にわたってMeetupをやってきましたが、この参加人数は過去最大になります。」と、イベントの注目度の高さについてコメントがありました。
メインセッション「シェア市場に参入を決めた大企業の最前線」
那須井 俊之氏(三菱地所株式会社 新事業創造部兼DX推進部 主事)
佐藤 数馬 氏(株式会社ローソン プロモーション本部 エリアマーケティング部 シニアマネージャー)
石山 アンジュ (一般社団法人シェアリングエコノミー 協会 事務局長)
家具のシェアリング(株式会社クラス)
必要なものを、必要なタイミングで所有する時代であること。長く使ってもらう事で、利益が売るより超える場合もでてきているという事例を語って頂きました。
不動産のシェアリング(三菱地所株式会社)
シェア事業者とは、スペイシー、クラドリアリティと協業し、休眠スペースの活用やクラファンによる出店サポートをしている話をして頂きました。
シェア事業とのコラボレーションは「誰かに壊されるより自ら壊していくことが大事」という積極的な姿勢を語って頂きました。
コンビニスペースのシェアリング(株式会社ローソン)
国内外に1.7万店舗を構えた商売を中心に様々な取り組み。シェアサービスの受け皿として、店舗の余剰スペースを提供しているとのこと。
一番多いのは自転車のシェアサービス。あとはキーボックス、傘などのシェアリングを導入店舗を限定して施策をはじめていました。
パネルディスカッションの最後に、事務局長の石山アンジュ氏からは「過去にいろんなシェアセミナーで登壇する中で事業がカニバルのではないという懸念の声を頂いてきたのですが、今回のディスカッションでシナジーを生む事例があることが分かりました。」というコメント。
最後に締めの挨拶として、代表理事の上田 祐司氏より、「シェアリングエコノミー協会を、みんなで使って頂きたい」という意向をシェアしました。
シェアエコ見本市では2019年にキラリと光る5つのシェアサービスを紹介
●岡井 大輝氏(株式会社Luup)
サービス:LUUP(ループ)
街中にある電動キックボードをアプリ上で貸し出し・返却ができる電動キックボードのシェアリングサービス。
電動キックボードと、漕がずに乗れる電動小型モビリティです。
●奥村 周平氏(株式会社LIFULL SPACE)
サービス:収納シェア
空きスペースと荷物を預けたい人を繋ぐ、収納シェアリングサービス。
●金子 貴載氏(株式会社prd)
サービス:smatthon
学生と企業のためのオンラインコミュニティで、「スキルチェッカー」(スキルとセーブ機能)とインターンマッチ(スキルの向上/スキルの活用機能)の組み合わせにより、学生の実務スキル向上/社会人としての成長とその成長の可視化を実現。
●李 展飛氏(GREEN UTILITY株式会社)
サービス:mocha
mochaバッテリーシェアリングサービスは、スマホの充電サービスです。街中のmochaステーションからモバイルバッテリーを貸し出しできます。どこでも貸出・返却ができます。
●福澤 匡規氏(株式会社ビットキー)
サービス:bitkey
住宅の扉の鍵をデジタル化するスマートロックキー。初期0円。月額300円。家事代行、クリーニング、宅配、子育て応援にシニア見守りなど様々なサービスがbitlockと気持ちよく連携できます。
200名が参加いただいた交流会!
イベント後半は、恒例の交流会です。
株式会社マクアケ代表の中山 亮太郎氏に乾杯の挨拶をして頂きました。
今回も熱い会話が繰り広げられたイベントになりました。
ご参加ありがとうございました。