港区

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基本情報

自治体名:東京都港区
都道府県:東京都
自治体規模:特別区
自治体HP:https://www.city.minato.tokyo.jp

シェアリングエコノミー活用の取り組み

概要

【地域の足の確保】

放置自転車や環境負荷の対策を進めるとともに、地区内の回遊性を高めるため、自転車シェアリングを導入。また、利用者の利便性や収益性の向上を図るため、区域を超えた相互利用を開始。

取組主体:港区、株式会社ドコモ・バイクシェア

導入前の状況 (課題)

  • 放置自転車対策として区立自転車等駐車場を10か所整備してきたが、シェアすることで駐輪場整備コストを抑制したい。
  • 環境負荷の少ない自転車シェアリングが世界の環境都市の端末交通インフラに
  • 東京都心部の渋滞問題などに対して、低炭素まちづくりを進める観点から自動車から自転車への転換を図りたい
  • 自転車シェアリングの導入により上記課題解決が図れるか、効果を検証するため、実証実験を実施。

課題に対する取組

  • 2014年から東京都港区で自転車シェアリングを導入。
  • その後、区境を超えて移動することで利用者の利便性を向上させるとともに、利用料収入も増加させるとの着想を得る。
  • 広域相互利用の実現に向けた自転車シェアリング広域実験を実施中(現在、港区を含む10区が参画

導入後の状況 (取組の効果)

  • 夜間人口が多い地域では、駅と居住地周辺にサイクルポートを集中的に配備することで、自転車を手放し、シェアする動きが進む
  • 駅周辺にサイクルポートを配備することで、そのエリアの放置自転車が減少
  • 品川駅周辺の「こうなん星の公園駐輪場」では250台分の空きが生じた
  • 月利用数
    19万回(2019年9月)

取組のポイント

サービスの提供者(ホスト)・利用者(ゲスト)掘り起しのための取組

  • 利用者の利便性を考慮し、約300mに1か所のサイクルポートの配置を計画
  • 東京国道事務所の実験的なサイクルポート設置に協力し、道路上へのサイクルポート設置が実現
  • 東京都と協力し、公開空地へのサイクルポート設置が実現
  • 大規模開発時に計画段階からサイクルポートの設置を要請し、建設前からサイクルポート場所の確保を図った。

スマートフォンなどを使うことができない利用者向けの取組

  • 有人窓口およびコンビニ等での1日パス販売と交通系ICカードなどによる開錠システムの採用

サービスの安全・安心を確保するための取組

  • 自転車の事故防止のため、警視庁と連携し、利用者へのマナー啓発を定期的に実施(警視庁による自転車シェアリング利用者への安全啓発メール配信や担当者会議への出席など)
  • 自転車シェアリング用にカスタマイズした保険を使い、個人・法人の利用を促進

広域連携のための取組

  • 2015年12月15日に千代田区、中央区、港区、江東区、東京都、株式会社NTTドコモ及び株式会社ドコモ・バイクシェアにより「広域相互利用の実現に向けた自転車シェアリング広域実験」実施協定書を締結し、2016年2月から区域を超えて広域相互利用を開始し、現在は、新宿区、文京区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区を加え10区での乗り入れを実現中

残された課題、継続取組事項

  • サイクルポートにおける自転車の車両があふれる所がある一方、不足する所が出てくるなど車両配置の偏在が発生。これに伴い再配置コストが増え、事業収支を圧迫している。また、利用回数増加に伴い、バッテリー状況が悪化。
    ➡2018年11月26日から、ビッグデータとAIを利用した自転車の再配置プログラムの実証実験を開始し、引き続き検証中。バッテリーは交換対応を強化。
  • 住宅地などでのポート不足や、駅周辺のポートの不足。
    ➡公有地や道路、公園、児童遊園でのポートの設置を継続協議中。

連絡先

港区
街づくり支援部地域交通課地域交通係長
中村 篤史
nakamura-atsushi@city.minato.tokyo.jp
03-3578-2212

関連情報

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