藤沢市
基本情報
自治体名:神奈川県藤沢市
都道府県:神奈川県
自治体規模:市
自治体HP:https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp
シェアリングエコノミー活用の取り組み
概要
【その他】
フードシェアリングサービス「TABETE」と藤沢市の協働により、食品ロス削減を図る。
取組主体:藤沢市、株式会社コークッキング
導入前の状況 (課題)
- 藤沢市では、食べ残しなどの削減に取り組む重要性について、市のホームページなどで市民向けに紹介していた。
- 令和元年10月に「食品ロス削減推進法」施行の動きなどを踏まえ、市は飲食事業者と市民(消費者)双方にメリットのあるサービスを東京を中心に展開していた「TABETE」に注目した。
- 「TABETE」を運営する株式会社コークッキングとしても、藤沢市を含む首都圏において、食品ロスという社会課題をビジネスの力でアプローチする「フードシェアリングサービス」の更なる普及を行いたいと考えていた。
課題に対する取組
- 上記の状況を踏まえ、藤沢市と「TABETE」を運営する株式会社コークッキングは令和元年10月、「食品ロス削減及びフードシェアリングへの市民意識向上に向けた連携協定」を締結した。
- 協定に基づき、市は、フードシェアリングサービスアプリケーション「TABETE」の登録店舗と利用者を増やすため周知を行う。株式会社コークッキングは市内における「TABETE」の利用を促進するとともに、市などが実施する食品ロス削減の研修等に協力する
- 両者の協働により、食品ロスという社会課題の認知向上に貢献するほか、市内においてフードシェアリングを含めた食品ロス削減に対する市民の意識向上を図る。
導入後の状況 (取組の効果)
藤沢市と「TABETE」を運営する株式会社コークッキングの連携により、市内の飲食店等にTABETEの登録を推進しており、令和2年3月現在で約10件の飲食店等がTABETEの登録を行い、食品ロス削減に貢献している。
取組のポイント
サービスの認知度向上のための取組
- 市と会社(株式会社コークッキング)の各ホームページやSNSで周知
- 各種メディアへの取材対応による認知向上
サービスの提供者(ホスト)・利用者(ゲスト)掘り起しのための取組
- 市と会社で連携して、飲食店等を訪問し、登録店舗を確保
- メディアに取り上げられることによる利用者の認知と信頼の向上
スマートフォンなどを使うことができない利用者向けの取組
- 出品する飲食店に対して、パソコンを利用した出品方法の説明など丁寧なフォロー
- 必要に応じて出品の代行も実施
サービスの安全・安心を確保するための取組
- 株式会社コークッキングは、シェアリングエコノミー協会の会員となっており、協会の知見・ノウハウを活用
法律や条例との整合性を確保するための取組
- 事業実施にあたって、必要に応じて弁護士に相談
広域連携のための取組
- 「TABETE」は、藤沢市のほかにも複数の自治体と連携による取組を推進
残された課題、継続取組事項
- 市内における「TABETE」導入店舗の拡大と、登録飲食店等に出品を促す環境づくり。
連絡先
藤沢市
環境部環境総務課
横尾・須田
fj-kankyou-s@city.fujisawa.lg.jp
0466-50-3529