池田市

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基本情報

自治体名:大阪府池田市
都道府県:大阪府
自治体規模:市
自治体HP:http://www.city.ikeda.osaka.jp

シェアリングエコノミー活用の取り組み

概要

地域の足の確保

「都市型過疎」の地域交通改善策に相乗り交通を活用し、外出を促すことでまちの活性化を図る。

取組主体:池田市

導入前の状況 (課題)


  • 池田市伏尾台地域は、昭和40年代に開発されたベッドタウンで開発初期からの住民が高齢化する中、2世代目、3世代目が就職や結婚でまちを離れ、ピーク時には7,200人余りいた人口も、現在は5,500人余り。20年後には4,000人を切ると推計。
  • 市内で最も急速に高齢化と人口減少が進む「都市型過疎」ともいえる地域。

  • 高齢化の進む伏尾台地域では公共交通のみでの移動が困難。

課題に対する取組

  • アクティブシニアも多く、市内でもコミュニティ力が高い地域。
  • 地域住民協働のプラットフォームである「伏尾台創生会議」のメンバーを中心に、高齢者や子育て世代などが地域の主要施設やバスの停留所等がある伏尾台センターと自宅を繋ぐための足の確保を実施。

  • 普段から地域内をパトロール車で巡回しているボランティアドライバーの自家用車や運転能力を活用した相乗り交通を行い、車や運転スキルを有する人々の地域資源を最大限活用。

導入後の状況 (取組の効果)


12名がボランティア・ドライバーとして登録。

  • 約2ヶ月で18名の方が延べ51回利用。

① 都市型過疎地域で育てる新たな公共交通の可能性。

  • ボランティアドライバー参画の共助の支え合いによる地域交流。
  • 外出機会の増加。
  • 予約の有無による高齢者の安否確認。

② 地域内経済活動の活性化。

  • 通院はもとより、町内の飲食店、ミニCO-OPへの利用にも活用。

取組のポイント

サービスの認知度向上のための取組

  • シルバー人材センターに依頼し、伏尾台地域内でのアンケート兼ちらしの全戸配布。
  • 街頭や地域住民が参加する各種イベントでの手渡しによる、ちらしの配布。
  • ミニCO-OPや地域の店舗と連携し、利用者へのクーポンの配布。

サービスの提供者(ホスト)・利用者(ゲスト)掘り起しのための取組

  • ドライバーは、「伏尾台創生会議」より、地域内でパトロールをする住民を中心に募集
  • 利用者は、広報誌や住民回覧板への掲載を行ったほか、事務局を常時開設し募集。

スマートフォンなどを使うことができない利用者向けの取組

  • 電話による受付・相談窓口の開設、利用マニュアルの作成などを行い、利用者向けのサポートを充実。

(民間事業者のサービスを利用した場合)公平性の確保のための取組

  • 既存路線バスへの接続を前提としたサービスの設計(運行形態、運賃等)。

サービスの安全・安心を確保するための取組

  • 交通事業者、地方運輸局からの指導を基に、運送実務マニュアルを作成し、運行、整備管理業務の安全な遂行。

法律や条例との整合性を確保するための取組

  • 法令上の問題、実施に向けた調整事項等について、国土交通省・地方運輸局に相談、協議を行ったうえで運営。

残された課題、継続取組事項

  • 現状、伏尾台地域は過疎地域ではないため、交通事業者との協議の中で、限られた運行範囲・運賃設定等によるサービス設計となる。
    ➡今回の実証実験の結果からサービス設計などを見直し、令和2年1月から地域住民で立ち上げた一般社団法人伏尾台コミュニティによる地域内無償運送サービスを開始。
  • ちらし配り等広報活動に即効性がなかったため、継続的な認知度向上に向けた取り組みが必要。
    ➡広報やツアーの実施など認知度向上に向けた取組を継続 ⇒ 試乗会、シェアエコ住民説明会等。

連絡先

池田市
総合政策部SDGs政策企画課
神谷 佳助
seisaku@city.ikeda.osaka.jp
072-754-6213

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