島本町

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基本情報

自治体名:大阪府三島郡島本町
都道府県:大阪府
自治体規模:町 / 村
自治体HP:http://www.shimamotocho.jp

シェアリングエコノミー活用の取り組み

概要

【観光振興】

地域住民による観光体験プログラム発信・提供するプラットフォームを構築し、新たな観光資源を創出。

取組主体:島本町、SMALL

導入前の状況 (課題)

  • 島本町は「全国名水百選」に大阪府内で唯一選ばれた「離宮の水」という名水を活用し大正時代から続くウィスキー蒸溜所、日本の歴史文学の中では最長とされる「太平記」の中の桜井の別れにて知られる史跡桜井駅跡など、魅力的な観光資源が存在。
  • 他方、観光資源の世間一般での認知度は高いとは言えない状況。

課題に対する取組

  • 豊富な観光資源を活かすため、町民と協働し、歴史ある自治体の良さを生かした、独自の観光交流のまちづくりを進めていくため、「島本町定住促進・観光振興計画」を策定。
  • 行政だけではなく、多様な主体との協働による観光体験型プログラムを一括してマッチングできる仕組みを構築。  【プロジェクトメンバー:大阪地域創造ファンド、株式会社松下建設、島本町、島本町商工会など】
  • 体験ツアーを実施可能な町内の主体と体験したい観光客をマッチング

導入後の状況 (取組の効果)

  • 手づくり体験や町内で行われるコンサート、ベビーマッサージ教室などの体験プログラムをSMALLのサイト上で提供している。
    ※体験プログラム創出数:23(2019年2月現在)
    ※サイトリニューアル後に実施された体験プログラム等数:30
    (2019年10月1日~11月30日まで)
  • ただ、SMALLのサイト上で、実際には体験型プログラムのマッチングが行われることが少ないという課題も判明。

取組のポイント

サービスの認知度向上のための取組

  • フェイスブックやツイッターなどのSNSを活用。
  • 広報しまもと令和元年10月号に、特集記事を掲載。

(民間事業者のサービスを利用した場合)公平性の確保のための取組

  • SMALLという組織が一企業だけでなく多種多様な団体から人材が集結していることから、一企業の利益に執着しないような仕組みを実現。

サービスの安全・安心を確保するための取組

  • サイトの安全性を確保するため専門業者による点検を実施。

法律や条例との整合性を確保するための取組

  • 事業の検討において、保健所へ確認するなどコンプライアンスを遵守。

広域連携のための取組

  • 近隣市が同様の取組を行っているので、近隣市関係部局に内容の聴取や意見交換を実施。

残された課題、継続取組事項

  • 現在の体験型プログラムのマッチングでは、件数が少なく、SMALLとしての運営が厳しい状況となっている。基幹となる事業を別に構築し、その運用益で運営していく体制を検討していく必要。
  • その事業としてスペースシェア事業を検討中。
  • 体験型プログラムやイベントの情報を誰もが掲載しやすく使いやすいものにするため、令和元年10月にSMALLのサイトをリニューアルした。

連絡先

島本町
都市創造部にぎわい創造課
堂田 雅代
nigiwai@shimamotocho.jp
075-962-2846

関連情報

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