佐賀市
基本情報
自治体名:佐賀県佐賀市
都道府県:佐賀県
自治体規模:市
自治体HP:https://www.city.saga.lg.jp
シェアリングエコノミー活用の取り組み
概要
【観光振興】
荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を活用し、佐賀インターナショナルバルーンフェスタにおける荷物の預かり場所の不足解消及びイベントの混雑緩和や参加者の満足度向上の貢献を図る取組。
取組主体:佐賀市、一般社団法人佐賀市観光協会、ecbo株式会社
導入前の状況 (課題)
- 佐賀インターナショナルバルーンフェスタの観覧客数は例年90万人を超え、国内外からも多く人の集まるイベントで、スーツケースやバックパック、ベビーカーなど、大きな荷物を持って来る方が多数存在。
- 佐賀駅周辺のコインロッカーは数が少なく、スーツケースが入る大型のものはわずか15個しかないため需要に対して供給が圧倒的に不足。
- イベント時には、荷物の預かり所も運営で用意していたが、イベントによる混雑もあり、荷物の預かり/受け渡しに非常に時間がかかっており、荷物を預けられず、砂利道の多い会場を荷物を持ったまま参加している人も多数存在。
- 荷物預かり所では、多言語対応しておらず、言語の壁もあり外国人が利用しづらい状態。
課題に対する取組
- 会場や駅の空きスペースを活用し預かり場所を増やすことにより、観光客側と運営側共に負担の軽減をはかり、来場者の満足度向上につなげることを目的として、荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」と連携し、空きスペースを活用した荷物の一時預かりを実施。
↓ - 2017年は佐賀市役所 、(一社)佐賀市観光協会、ecbo株式会社の三者の連携によりバルーン会場情報センターと佐賀駅構内で空きスペースを活用した荷物の預かりを実施。
- 2018年は目的は同様に、(一社)佐賀市観光協会と「エクボクローク」が中心となり、バルーン会場情報センターと佐賀駅構内で取組を実施。
導入後の状況 (取組の効果)
- イベントの混雑緩和及び手ぶら観光による、参加者の満足度向上。
- 空きスペースを貸し出すことにより、新たな収益の場の創出に寄与。
取組のポイント
サービスの認知度向上のための取組
- イベントへの登壇・参加、店頭にロゴステッカー・ポスターなどの案内の掲出。
- バルーンフェスタ期間限定プロモーションコードを発行することにより、利用率の向上を図った。
サービスの提供者(ホスト)・利用者(ゲスト)掘り起しのための取組
- 同上
スマートフォンなどを使うことができない利用者向けの取組
- スマートフォンを利用できない方はパソコン等からウェブサイトにアクセスすることで利用可能に。
サービスの安全・安心を確保するための取組
- 預かり店は独自の審査基準を設け基準をクリアした店舗のみを加盟店としてマップに掲載。
- 東京海上日動と包括的保険契約を結び、預かり荷物には必ず保険附帯される仕組みに。
残された課題、継続取組事項
- 来場者のさらなる満足度の向上のため、預かり場所の拡大を目指す。
連絡先
ecbo株式会社
ecbo広報部
工藤
pr@ecbo.io
03-4405-8929