群馬県

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基本情報

自治体名:群馬県
都道府県:群馬県
自治体規模:都道府県
自治体HP:https://www.pref.gunma.jp/

シェアリングエコノミー活用の取り組み

概要

【その他】

地域・まちなかの活性化に寄与する事業プランを公募・選定し、クラウドファンディング(CF)及びクラウドファンディング型ふるさと納税(GCF)の手法により事業化を目指す。

取組主体:群馬県

導入前の状況 (課題)

審査の様子(公開プレゼン)
  • 「持続可能な地域・まち」をつくるためには、「事業(ビジネス)、経済活動」を生み出すことが必要だが、県内各地で行われている取り組みの中には、一過性で終わってしまうものもみられた。
  • 一過性となる理由は様々であるが、補助制度の終了とともに取り組みが終了してしまう場合なども多かった。
  • 事業課題の解決について、事業者間で意見交換する機会がないため、事業が停滞してしまうケースがみられた。

課題に対する取組

事業例:E-Bikeによるサイクリングツアーの開催
  • 群馬県では、平成30年度から地域やまちなかの課題解決や活性化に関する事業性のあるプランを公募し、審査により選定したプランに対し、CF事業者と連携した支援を実施している。
    • 具体的な支援策
      「群馬県推奨事業プラン」としての認定、CF事業者と調整して設けた手数料割引など
      の特別特典、各種メディア・イベントを活用し目標達成に向けた事業プランの広報 他
  • 補助金に頼らず、自ら事業資金を獲得する手段の一つとして、CFの活用を促した。
  • CFの活用は、支援者が事業の協力者となるなど、資金だけでなく、事業者間の交流の促進も期待したものである。

導入後の状況 (取組の効果)

平成30年度:応募件数12件 支援件数8件(うち、年度内にCF実施・目標達成は2件)
令和元年度 :応募件数15件 支援件数5件(うち、年度内にCF実施・目標達成は2件)
令和2年度 :※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により実施見送り。

  • 令和3年度からは、クラウドファンディング型ふるさと納税の手法を導入し、直接、県が資金調達を実施することも検討している。

取組のポイント

サービスの認知度向上のための取組

  • 事業プラン募集の際には、県HPやSNSで周知するほか、市町村や商工団体等を通してチラシを配付している。

サービスの提供者(ホスト)・利用者(ゲスト)掘り起しのための取組

  • 市町村や商工団体等を通じて、事業実施の周知している。
  • 過去の参加者等にも事業への協力を呼びかけている。

スマートフォンなどを使うことができない利用者向けの取組

  • ラジオやチラシなどを用いて、事業実施を周知している。

民間事業者のサービスを利用した場合)公平性の確保のための取組

  • 利用者が取り組み状況にあわせてCFサービス事業者を選択するため、特定の民間事業者のサービス利用に限定していない。

サービスの安全・安心を確保するための取組

  • 一部のCFサービス事業者とは、県事業の協力について協定を締結している。

広域連携のための取組

  • 応募対象者は、県内の商店街団体やまちづくり会社、個人等から幅広く募集。

その他

  • 公開プレゼンの実施により、事業者の取り組みを発表する機会を設け、CFやGCFの達成や支援者作りに繋げる。

残された課題、継続取組事項

  • 県支援プランとしての決定後、クラウドファンディングの確実な実施や事業化に向けた取り組みの促進。

連絡先

群馬県
産業経済部経営支援課
羽島 博之
keieika@pref.gunma.lg.jp
027-226-3342

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