シェアリングエコノミー企業大集結！第2回Meetupに100名超が参加
シェアリングエコノミー協会主催の第2回Meetupが4月26日、東京・銀座のCHAIRSで開催され、72の企業・団体、計115名が参加しました。シェアリングエコノミー事業を展開する企業と関係者らの事業者間同士の交流を目的に、隔月で開催しているイベント。熱気あふれたMeetupの模様を写真とともに振り返ります。
今回の会場である「CHAIRS」は、空間シェアのスペースマーケットでも人気のレンタルスペース。銀座中央通りに面しており、アクセスの良さも魅力です。また、室内はアンティーク雑貨やお洒落な家具が配置されており、アットホームな雰囲気を味わえます。
開場の18時半になると、事前エントリーしていた参加者が続々会場入り。100席並べた椅子はあっという間に埋まっていきました。
冒頭の代表理事・上田祐司（株式会社ガイアックス）の挨拶では、国内で急速に拡大しているシェアリングエコノミーの現状に触れるとともに、熊本地震の被災地での災害支援にも言及。 「シェアリングエコノミーを通して貢献できることは必ずある。現地入りし、物資の供給状況や配達情報、ボランティア活動などの情報収集を行った。災害支援で『何か協力したい！』という事業者はぜひ、スタッフに相談してほしい」と呼び掛けました。
前半は事業紹介プレゼン、各社の最新事例を紹介
Meetupは2部構成。前半はジャンル別で選抜したシェアリングエコノミー事業者による事業紹介プレゼンを行いました。
【空間のシェア】軒先株式会社
1番目に登壇したのは、軒先ビジネスや軒先パーキングを提供する軒先株式会社代表取締役の西浦明子社長。関東有数の商店街として知られる戸越銀座（東京・品川区）での展開事例を挙げながら、誰でも1日からお店が開ける「軒先ビジネス」や空き駐車場を活用したお出かけ先の駐車場予約サービス「軒先パーキング」を紹介しました。
【移動のシェア】コギコギ株式会社
2番目に登壇したのは、シェアサイクルのCOGICOGIを提供するコギコギ株式会社代表取締役の中島幹彰社長。スマートロックを取り付けた自転車をスマートフォンアプリから制御するシェアサイクルの仕組みについてなどを紹介しました。登録から利用まで、すべてがスマートフォンで操作できるため、訪日外国人観光客にとっても利用しやすいサービスとなっています。
【お金のシェア】株式会社spice life
3番目の登壇者は、株式会社spice life代表取締役の吉川保男社長。誰でも簡単にリスクなくTシャツを販売できるSTEERSについて紹介。STEERSは、イベントの記念品としての商材や販売窓口としての使われ方のほか、副業など新しい収入の方法としての利用者も多いのが特徴です。起業の資金などを目的に、少額クラウドファンディングとして活用されています。また、現在は熊本地震のチャリティTシャツを販売しているユーザーも。熊本地震の災害支援として始まった「1％プロジェクト」の社会貢献活動は、今後も継続して実施するそうです。
【モノのシェア】エス株式会社
4番目に登壇したエス株式会社代表取締役の児玉昇司社長は、提供するブランドバッグのシェアリングビジネス「ラクサス」について紹介。月額課金（月々6,800円）で平均30万円の高級ブランドバッグが使い放題で、在庫数はなんと6,000個以上と言います。ラクサスの特長として、人工知能（A.I.）の利用を挙げました。ユーザーの利用実態から趣味趣向を判別し、どのブランドバッグを好きな人（嫌いな人）は別のどのブランドバッグが好きなのか（嫌いなのか）が分かるといった内容。会場にいた女性参加者からは「うん、うん、分かる！」といった声も上がっていました。
【スキルのシェア】BOJ株式会社
最後の登壇者は、BOJ株式会社の笹島健太氏。“インバウンドに特化した旅行会社”と同社の事業を紹介し、企業や自治体が訴求したいコンテンツと訪日外国人需要をマッチングしています。ユニークな文化体験事例として、浅草・両国で開催した大相撲の力士とのツアーや東京ローカルバーホッピングなどを挙げました。東京ローカルバーホッピングでは、まだまだ外国人観光客が訪れていないエリアでの居酒屋体験を行ったそうです。また、地方への送客実績として、宮城県の松島・塩釜の名所巡りと漁業民泊ツアーについても触れました。
後半は交流会 積極的に興味・関心ある事業者と接触
プレゼンタイムが終了し、後半のメインイベント“交流会”に突入。自由民主党IT戦略特命委員会事務局長で衆議院議員の福田峰之氏より「2020年までに（GDP国内総生産）600兆円を目指す中、新たな経済としてのシェアリングエコノミーの発展を応援している。どんどん進めていってほしい」とのご挨拶を受けて、盛り上がった熱気の中で一同乾杯。交流会が始まりました。
交流会の様子は以下の写真でご覧ください！
あふれる人・人・人。受付で配布した参加企業・団体リストを手に、交流を深めたい事業者へ積極的に話しかけられていました。
1時間の交流会を名残惜しみつつ、Meetupはいよいよクライマックスへ。
協会代表理事・重松大輔（株式会社スペースマーケット）より会場の管理者でかんべ土地建物株式会社統括責任者・神戸由紀子氏の紹介があり、元気よく一本締め。
最後に参加者全員で記念撮影を行い、Meetup閉幕となりました。
このMeetupを通して、参加したシェアリングエコノミー事業者との新しい協業案件なども、さっそくご報告がありました。“シェアリングエコノミー”をキーワードに、さまざまな企業・団体が集まり、交流し、ビジネスを創造しています。
次回は6月29日（水）です。今回参加した方も参加できなかった人も、多くの皆さんのご参加をお待ちしております！
開催事項については当ブログや公式Facebookページ（いいね！をよろしくお願いします）およびメルマガで告知いたします。お楽しみにしていてください！
第2回Meetup参加企業リスト
※順不同、敬称略。
一般会員
株式会社ガイアックス
株式会社スペースマーケット
株式会社クラウドワークス
株式会社ココナラ
株式会社エニタイムズ
株式会社Huber.
ストリートアカデミー株式会社
Uber Japan株式会社
株式会社BUZZPORT
株式会社アズーム
BOJ株式会社
株式会社シェアリングサービス
株式会社ハイドアウトクラブ
株式会社Tadaku
株式会社notteco
株式会社Proper
軒先株式会社
株式会社spice life
準会員
ストライプジャパン株式会社
コギコギ株式会社
株式会社grip
Zuora Japan株式会社
eマッチング株式会社
ユナイトアンドグロウ株式会社
コガソフトウェア株式会社
株式会社ファミリアリンク
株式会社machimori
合同会社レインボー
REALBBQ株式会社
株式会社ITアカウンティング
賛助会員
日建リース工業株式会社
千葉商科大学人間社会学部
株式会社船井総研ホールディングス
マカイラ株式会社
株式会社ユーエムイー
シェアリングテクノロジー株式会社
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
株式会社構造計画研究所
エイトレント株式会社
アディッシュプラス株式会社
非会員（官公庁・メディア・企業など）
経済産業省
環境省
総務省
NHK（日本放送協会）
日本テレビ放送網株式会社
株式会社サイバーエージェント
凸版印刷株式会社
エン・ジャパン株式会社
株式会社 ジェイティービー
富士通株式会社
株式会社ガールズスタイリング
株式会社船井総合研究所
株式会社ゼンリン
株式会社オプトホールディング
株式会社GXインキュベート
やまと産業創成パートナーズ株式会社
テレ・プランニング・インターナショナル
Hoffman Agency
アディッシュ株式会社
コンセント
ロードスターキャピタル
株式会社アディッシュ仙台株式会社
株式会社エモーショナル・インテリジェンス
株式会社しんがり
ケイ・コンサルティング株式会社
Data Strategy. Inc
東京海上日動火災保険株式会社
エス株式会社
アディッシュ福岡株式会社
株式会社KiizanKiizan
慶應義塾大学大学院経営管理研究科
立命館大学
株式会社ニューピース
